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6.心を込めて女装子さんの衣装を縫う

映画「下妻物語」で深田恭子さんがロリータ服を着てから、ロリータブームが巻き起こっています。新宿の大手デパートも改装をしてロリータショップを多く入れたとか。女装の世界でもロリータファッションが今、大変な人気です。

もともとロリータ服専門のお店が少ない中で、男性サイズのお衣装を取り扱っているお店を見つけることは結構難しいことです。ほとんどのお店が大きくても13号サイズまでしか扱っていません。ブルセラショップには男性サイズの大きめなロリータ服があるのですが、デザインも少なく一通り購入してしまうと新着を待つのにかなり時間がかかります。サイズが自由に選べるネットオークションなどあれば便利に思えますが、これも私の場合アルテミスに置くお衣装は直接見て気に入った商品を買う主義なので、標準外の物の購入には難儀をしています。

という訳で、男性サイズのお衣装を当店オリジナルとして作ることにしました。製作者は私ですが…。もともとお裁縫は大好きだったので、深夜自宅に帰ってから2時間ほどせっせ
と作っています。このお衣装をどなたが着て下さるのかと考えながら、一針一針縫っています。市販の商品と違って、世界にひとつの心を込めたお衣装です。私の作ったかわいらしいお衣装を身にまとって、にっこりと微笑んでいるゲストさんを見ると、がんばってよかったと心から思うのです。

更新日時:2004/10/05 17:58